彼女との喧嘩。

 俺も調子に乗っていたし、彼女もイライラしてたと言うこともあり喧嘩になる。
「わかんないよ。タスクの言ってることまったくわかんないよ!」この一言がきっかけでお互いの告白。
 彼女の話していた存在はなんだか素直に受け止めることが出来た。じゃあ、その正体は何と聞かれるとわからないけど。
 以前に彼女が俺を初夏の風と評したけど、たぶん彼の君は春陽だったのかな。いや、月影のほうがしっくりとくるかな。前彼さんは夏の日差しかな? あまり前彼さんがどうかは気にしないけど。
 月影のいたらぬ里はなけれども、ながむる人の心にぞすむ。